新しい結婚観とは・・・

日本の将来は人口減少で、産業・経済は勿論、今までの年金制度をはじめ多くの社会的構造の歪みが出てくる重大な問題となってきているのが、結婚に対する若者の意識の変化である。

私の住んでいる地域でも、結婚しないで50歳になる男女が多い。一体どういう理由で結婚しないのか、出来ないのか? 次世代へと移行する自然の流れが止まってしまい、地域の活動にも段差現象が現れ地域のコミニィテーに引継ぎが出来なくなり大きな悩みとなってきている。そんな問題を載せたweb記事をみた。

yahoo!ニュース『なぜ未婚・晩婚化が進むのか 男女の関係を様変わりさせた新しい「結婚観」』(ダイヤモンド・オンライン)http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111011-00000003-diamond-bus_all

「結婚する意味がわからない」「結婚と同棲の違いがわからない」「生涯、独身でも構わない」。こんな“結婚観”を語る若者を周囲で見聞きしたことはないだろうか。2010年に発表された50歳時での「生涯未婚率」は男性19.4%、女性9.8%(国勢調査)。

初婚年齢も年々上がっている。未婚化・晩婚化の進む日本で、「結婚して初めて一人前」という価値観は古いものとなりつつある。そうしたなか、ライブドア(東京都新宿区)の運営する結婚紹介サイト「youbride」が会員男女を対象に行ったアンケートでは、興味深い“結婚観”が明らかとなった。

結婚は、ごく自然の形ですることがなにより大事だが、この世に生まれて、本当の幸せとは、結婚っし、子や孫に囲まれこの世を去るという自然の法則が一番の幸せなことだと思っていた。将来の自分の子孫が末永く繁栄がすることが実感できることだ。

しかし、こうまで価値観が多様化してしまうとは・・・未婚のまま一人で暮らし歳をとって、身内もなく、家庭・地域・国という社会生活はどうなっていくのか想像したら何ともやるせない思いがするばかりである。

家族の根幹である「夫婦」について、どういった関係が理想的なのか。考え直す時期が近づいているのかもしれない。