人生を味わって生きたい

おれおれ詐欺が、横行している世の中、騙し合いの政治、不信だらけの世の中、一体何を信じて生きていけばいいのか・・・

フッと、「少年のような心」に思いを馳せるようになった。混沌として不透明な時代の中に凛として生きる希望のようなものを感じる。そのことで毎日が充実した生活が出来るようになった。

それは、悲しい時には涙を流し、嬉しい時には笑顔になり、苦しい時は顔をしかめる。すなわちすべてを受け入れるということである。

雪が降ってくるとなぜか嬉しくなる、「少年のような心を持つ」ということをすっかり忘れていたのだ。何事にも純粋に取り組む、素直に物事に感動するーそんな事が当たり前だった少年のころの昔に・・・

日常の出来事や時間に追われ、ふとすると狭いところしか見ていない。周囲を見渡す余裕もなくなってくる。雪を見て、大事な事を忘れないようにと自然が教えてくれたのかも知れない。

心が強い、弱いだけではなく、豊かだとか貧しいとかってすごく大事だと思う。残り短い人生の間に、どう自分が向き合っていくか、できるだけ心豊かでありたいと願う。

大切なのは幾つになっても純粋で無垢な心が消滅する事は無いのだが・・・感動する心は純粋で無垢である。しかし、子供に較べると断然少なくなってきている。これかは、人生を味わって生きたい。