「不安症…症状改善の「魔法の言葉」あった!」

少子高齢化で日本は年金・医療・介護で将来が不安ということで、社会保障の改革、即ち「社会保障・税一体改革」今国会で議論をしている。

そして地球温暖化原子力に頼らないエネルギーの問題など、そして無縁化社会という社会的意識の変革など悩みの種は尽きない。年をとって、老後の生き方・家族との調和・なども考えると・・・

J-CASTニュースNHKあさいち)・・・「現代人10人に1人不安症…症状改善の「魔法の言葉」あった!」

「日本人の10人に1人は不安病になるといわれています」と中谷アナはいう。どんな病気なのか、どんな症状なのか。「男性より女性の方が倍いるというこの病を克服するための1日15分の脳トレーニングと、不安病をたちどころに解消する魔法の言葉を教えましょう」という。

全般性不安障害パニック障害
神奈川県の伊藤優子さんは、夫のガンの痛みを見ているうちにすべての事に不安になり、ある日、夕食の準備で調味料探しに30分というアクシデントあった。「それ以降、料理することが不安で台所に立てなくなりました」と話す。

北海道の福原一実さんは15年前に突然激しい動悸に襲われ、2日後も同じ発作に襲われた。「それ以来、いつ発作が起きるかと心配で不安で、外出もできない毎日が続いています」

早稲田大学の熊野宏昭教授は「伊藤さんの症状は『全般性不安障害』、福原さんは『パニック障害』です。両方とも不安をムリヤリ抑え込もうとするとかえって不安が巨大化します」と解説する。不安の解消には脳のトレーニングが効果的だ。

「目を閉じて小川を描いて下さい。その川の流れに落ち葉が流れて来る情景をイメージしてください。次に心の中で考えた事を考え続けずに落ち葉に乗せて流してください。次から次へと。これを1日15分行うことで改善方向に向かいます」(熊野教授)

この脳トレを試した不安症の石井みゆきさんは、「劇的に変わりました。寝つきも凄く良くなりました」と喜ぶ。「不安を取り除くのに、魔法の言葉があるんです」と中谷アナは言う。

話題を引き取った熊野教授が説明する。「たとえば、『このままで終われるか不安だな』と考えた時、その言葉の後ろに『と思った』を付けてしまう。つまり思っているだけでしょ。考えているだけでしょ。大したことないよと考えてしまう。するととっても楽になります」