豆まきそして立春

「鬼は外〜! 福は内〜!」夕方になるとアチコチの家から聞こえてくる・・・普段大きな声をださないお父さんの声、子供の声も一緒に聞こえてくる。玄関に鰯の頭とヒイラギの枝をつけて・・・鬼が嫌うというのだそうだ。懐かしい昔を思い出である。

私の孫達は、マンション暮らし、そんな情緒のある行事など味合うことはない。スーパーで炒った豆を買ってきて食べるぐらいだという。

恵方巻きが、スーパー・コンビニなどで売られているようだが、そもそも恵方巻きとは・・・ウキペデイア・・・恵方巻恵方巻きは、節分に食べると縁起が良いとされる太巻き、またはそれを食べる大阪を中心とした風習。別称として「丸かぶり寿司」「恵方寿司」「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」などと表現されることもある。

大阪船場の旦那衆が遊女に太巻きを口にくわえさせるわいせつなお大尽遊びを始まりとする説のほか、豊臣秀吉時代の家臣が出陣の前日に巻き寿司のようなものを食べて大勝利したことに始まるという説。

江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分にこの恵方巻の習慣が始まったとされたと言う説などがあるが、元々の「丸かぶり」という言葉から商売繁盛家内安全を願うものではなかったとも言われる。

商業的催事として、これを利用した関係業界の販売促進活動・関連商品・商戦が20世紀後半から活性化しており、「日本一長い恵方巻き」イベントも行われている。

これは近年に作られた文化で元からある文化や風習ではない。関西で恵方巻きを食べる文化、まして特定の方向を向かって食べるなどという文化は存在しない。

さーて今年の恵方はどっち方向だろう・・・神社にいけばいいのか・・・?

最近は、高尾山や高幡不動などで、歌手や俳優・力士など有名人を呼んで豆まきをするので人出が多い。

節分の行事が終っていよいよ明日は立春である。春という言葉が何となく暖かく思えるが、昔からこの時期が一年の内で最も寒いといわれている。今年は記録的な大雪で北陸や東北地方では大変である。

立春といっても暖かくなるのはもっともっと先かもしれないが、必ず花が咲き小鳥が鳴き出す春はくる。くじけないで!頑張ってください。