ワークライフバランス

私は現役時代に悩んだ会社に勤めながら、社会奉仕活動をすることに・・・「仕事は食うため、社会奉仕は生活するため」と考えていたのだが・・・
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ワークライフバランス」という「仕事と生活の調和」の働きながら私生活も充実させられるように職場や社会環境を整えることをさすのだが・・・
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私が考えているのは、日本の人口減少社会で、次世代の労働力を確保するため、仕事と育児の両立や多様な働き方の提供というだけではなく、社会奉仕活動をするという両面が必要との考え方だ。
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仕事とプライベートのバランスをとった生活を送ることが、社会人にとって大切であり、これまで家庭を顧みず、仕事ばかりしてきたことで、家族サービスだけではいけない。
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いま、地域の活性化が叫ばれているが、現状は高齢化と核家族化が進み活性化はお年寄りだけではすすまない。現役の方が中心になって、進めなければ無理の状況である。
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社会のニーズがワークライフバランスの考え方をオーソライズされれることが望ましい。ワークライフバランスに取り組む際、「プライベートも大切に」とか「社会活動に時間を使う」といったスローガンを掲げるだけでは、抽象的で何を達成していいのか分からなくなりがちになる。
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余裕のない中小企業では、現場の足を引っ張るように見えることも・・・取り組むねらいを明確にし、具体的に何をやるかを決めて、経営者と従業員が同じ方向を向くことが必要である。
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社会全体で、考えることが家族の絆を深め、地域・社会の「無縁化時代」を抜け出すことにつながることになるのではと思う。