価値観について

価値観とは知性・社会・お金・家族・身体など、価値判断を伴った視点です。自分の考えを理解して貰いたくて一生懸命に話したのに、相手が考え方を変えなくて、不満を感じたことはありませんか?逆に、自分の考えを受け入れてくれてホッとしたこともあると思います。誰とでも完璧な人間関係を築けているとは言えない。

ウマが合う人/合わない人がいる理由・・・人は誰でも、ウマが合う人と、合わない人がいます。なぜか人間関係がうまくいかない人とか、逆になぜか最初から仲良くなれる人がいます。それは、個々の人間が持っている価値観によります。

仲のいい夫婦は、同じような価値観をもっています。逆に離婚を考えている夫婦は価値観が違っている人だと思います。つまり価値観の違いが、考え方の違いや意見の食い違いを生むのです。

知性・社会・お金・家族・身体・・・誰が何に、一番高い価値観をもっているかは、人それぞれ違います。それなのに、私達は、誰もが自分の価値観で物事を推しはかります。そして、誰もが自分と同じ価値観で物事を見ていると思い込み、自分の価値観に合う人を好きになって、価値観に反する人を攻撃してしまいます。夫婦であったとしてもです。

一人ひとり、考え方も価値観も違うだけで、相手の価値観を尊重して、コミュニケーションを取れるようになると、人間関係が改善していきす。

逆に、相手の価値観をないがしろにすればするほど、何度も問題が起きます。人は、自分の価値観に合致したものしか受け入れないので、それを認めてあげない限りは、問題が起きるのは自然なことです。

子供・成人・結婚・一人暮らしなどの人生の移り変わり、また、無意識に自分の考えや価値観を強化していくものです。真面目な人なら、真面目になっていきますし、人生楽しみが第一なら基本的にはそうなっていきます。

毎日自分の価値観に従って判断を下していくので、強化されるのは当たり前です。無意識に自分の中で「いつも使っている言葉」を唱えているのです。

「がんばらなきゃ」って人もいれば、「どうにかなるさ」の人もいるでしょう。人間には動機と価値観があります。動機は大人になってねしまうとあまり変えられない。創造的なのが好き、人と一緒だと安心、人を助けたい、地位を高めたい、〜したい、の部分が動機です。

ところが価値観は結構あっさり変わることがあります。自分では、無意識ですが、他人から暫くあっていないうちに、「随分かわったね」という経験は誰であると思います。それは大きなショッキングなことが遭った時などです。変えられる・変えざるを得ない事実を知っておくことが大切だと思います。