挨拶の効能


見慣れない人がいたら、とにかく挨拶をすることだ。「お早うございます」・「今日は」・「今晩は」意識してちょっと大きめの声で行うことが、防犯対策に有効という。

道端などで見ず知らずの人とすれ違うときに、相手の特徴・風体を確認を行う絶好のチャンスで、声をかける→空巣、窃盗などの被害を未然に防ぐ、予防策だと思う。

人間は、グループでいきる動物で、独りでは生きられない。常に信頼される誰かがいなければ生きていけない。だから、オウム真理教の犯人の一人、高橋克也容疑者が、17年も逃亡生活しているが、キット誰かの援助を受けていることは間違いない。

また、米パデュー大学が、239人の通行人を対象に、道で他人とすれ違うときに・・・

①丁寧に会釈をされる。

②笑顔で挨拶される。

③完全に無視される.

の3グループに分けて調査を実施。すると、①と②のグループに比べ、③のグループの人々は、社会から孤立していると感じたと、その後のアンケートで答えたという。

これまでの調査で、人は短期間であっても「仲間はずれにされている」と感じると、自信をなくし気分が落ち込むということがわかっている。

同調査をおこなったエリック・ウェッセルマン氏は、「人間は集団で生活する生き物。昔から人に頼って生きてきたので、もし集団からはじかれてしまえば、死んだも同然になってしまう」とコメントしている。

地域によっては、他人にアイコンタクトや会釈をすると「変な人」と思われてしまうこともあるが、例え二度と会わない人であっても、笑顔で挨拶されて嫌な気分になる人は少ないはずである。