地域の活動・・・

夏目漱石草枕にある。「智に働けば角が立つ」「情に棹させば流される」・・・感情に赴くままに突き進むと人心は離れていく・・・

物事を推し進めるには、理屈だけでは協力は得られない、相手の立場に立って考えて見る事も必要で、相手の立場に立って考えるということはだれでもが知っていることだ。

しかし相手の立場に立てと言われても、相手がなにを考えているのか全く分からないこともある。正確に言えば、「相手の立場になったつもりで考える」しかないと思う。

地域社会で決め事を理解・協力してもらい目的を達成させるには、多くの人の「要望を出来るだけ聞く」と言うことが第一条件である。寄付などをお願いするには特にそうだ。もちろん主催者は、目的・必要性を説くことは言うまでもない。

寄付は、尊い貴重な財産から頂くものであるのであるので、理解していただくまで説明が大事で、強引ではいけない、「気持ちよく協力して頂く」ことが大事だ。そして、信頼を得ることである。スマートでなくて、泥臭くていい、実直さによって成果が出るものと思う。