生きがいをもって暮らせる社会

少子高齢化核家族化・独り暮らし世帯・空家・そして無縁化時代・地域の活動に無関心層の増加など地域活動の母体である、町内会のあり方が、今後の防災・防犯・交通安全などが問題となってきた。安心・安全なまちづくりの将来像・・・考える。

『平成22・23 年度 八王子市都市政策研究所 研究成果報告書「より豊かな高齢社会を目指して〜八王子の未来を考える〜」』を見て・・・

この中に色々ヒントがあるようだ、ただ、その地域にあった活動をすることが大事であることは言うまでもない。

内容は・・・
急速な高齢化の進行は、八王子市においても例外ではないという基本的認識を前提とし、地域において「より豊かな高齢社会」を構築するための諸方策を考察することを目的としている。

「生きがいをもって暮らせる高齢社会」「―人と人とのつながりが育つまち八王子」に向けるにはという提言を行っている。間報告書の公表も行っている。

2011(平成23)年3月11 日に発生した東日本大震災は、被災の有無にかかわらず、今後の自治体政策のあり方、実施主体の多面的な協力の必要性などに大きな影響を及ぼすことになる。

また、この震災以降、「絆」(きずな)という言葉が多用され、地域住民間の関係があらためて見直されている。「人とのつながり」は、「絆」と同様の意味合いを持つものといえよう。日頃から「人とのつながり」を大切にする市民が増加し、市がそれを後押しする諸施策を展開することによって、「より豊かな高齢社会」が構築される。

そしてこのことは、高齢者のみならず「あらゆる世代の市民がより豊かに生活する」という、抽象的ではあるが自治体政策の究極的な目標を体現することに直結するのである。「今後も八王子市に住み続けたいと思う住民」を1人でも多くするという目標を掲げるとき、この考え方は欠かせないといえるであろう。