深刻な地球温暖化

日本人の米離れが進んでいるそうだが、能天気ではいられない・・・地球上では深刻な異状気象に見舞われて世界の人間社会の食料危機?を認識すべきだと思う。

農林水産省によると、2011年7月から2012年6月までの国内の主食用米の需要実績が810万トンと、過去最低を更新した。2012年7月から2013年6月までの需要予測は798万トンとさらに落ち込み、戦後初めて800万トンを割り込む見通しになった。

戦後のコメの需要は1963年の1341万トンをピークに、食生活の欧米化や少子化などで減少傾向が続いており、近く農水省が発表する2011年度の食料自給率の低下要因となりそうだ。

しかし、そんな甘ちょろいことでは済まない問題が起きている・・・小麦・とうもろこしの生産が世界NO1のアメリカ は今年の干ばつで収穫が40%の減収だそうだ。大量に輸入している日本は、パン・うどんなどの小麦粉、家畜用飼料は高騰は、加工食品の価格に反映し、私達生活者に影響は必至だ。

異常気象といえば朝鮮半島では、韓国では雨不足、北朝鮮では雨ばかりで農業に大被害を起している。

世界各地で異常気象による自然災害が発生している。7月の九州北部豪雨のほか、中国、北朝鮮、ロシアで豪雨に伴う洪水がおこり、ロンドンなど欧州の一部も記録的な多雨と低温に見舞われ“天変地異”は世界的傾向である。

気象庁は「偏西風の蛇行が要因」と指摘、地球温暖化を背景に今後、異常気象が深刻化する恐れがあると警告している。

温室ガスの規制は途上国・先進国ともに智慧を働かし、人間が人間を苦しめている結果を知るべきだ。