至誠・忍耐・勤勉


人は精神誠意の心で事に当たれば必ず目的は成就する。また人は、至誠・忍耐・勤勉が備わることで人格が高まります。

至誠=誰に対しても誠心誠意で接し、どんな物事に対しても誠を尽くしてやり抜くこと。

忍耐=単に息をひそめて堪え忍ぶのではなく、物事の成就を目指して努力し続けること。

•勤勉=たゆまず、あきらめず努力し続け、小さな成果を積み上げて自分を高めていく姿。
私は、もの心つく頃に父親から、「至誠・忍耐・勤勉」が大事だと言われ続けられました。今人生を振り返って、やはり人間の生きる精神修養でこの三つの熟語が一番だと思います。

今は、私の座右の銘にしています。まだまだ未熟ですが、このことは死ぬまで持ち続けたいと思っています。

人生、一生修行(生涯学習生涯学習高齢化社会、人間の生きがいの求め方や精神力維持の大切と思います。頭も体も、死ぬまで使い続けるのが、身心身の健康のためになることは確かです。

イエローハットの創業者鍵山秀三郎氏は、日本を美しくする会の相談役でもあり、掃除をテーマにした活動・講演を全国各地で行なっている人です。

その人の言葉に・・・いくらよい本を読み、よい話を聞いたとしても、それだけで人間が成長するものではありません。艱難辛苦に耐え、マイナスをプラスにすべく努力するなかで、人間は成長していきます。この体験のない人に、真の成長はありません。(鍵山秀三郎

一生修行・・・「この仕事は自分に向いていない」と入社して3日目に辞めてしまったり「会社の体制が自分には合わない」と嘆いている人がいます。

自分に合う仕事なんかないのです。仕事に自分が合わせなきゃいけない、まったく経験のない人が、あれもダメ、これもできないと言っていたら、やる仕事なんてないと思います。