ギスギスした世の中、優しさ・思いやりが大事

どんなに優れた能力を持っていても、自己の利益を追求するだけで、他人を思いやる姿勢がなければ、人と人が関わりあう社会の中で能力を発揮することができず、他人を幸福にすることができないことばかりか、自分自身も満たされることがありません。

千変万化の局面において何が本質的に大切なのかを見極める正しい価値観と、他人を思いやる姿勢は人として何より大切なことです。子は、親の背中を見て育つ、その親が価値観が一般常識から外れていも、子はそれが正しいと判断するでしょう。

昨日のニュースで、11歳の女の子を虐待で殺してしまったという。15歳の少女が出産して始末に困って捨ててしまったという。そして、42歳母逮捕 2女児刺し死なすというニュースがありました。それは事の善悪が出来ない結果だと思います。逮捕されて始めて悪い事だと知ったのかもしれません。

個人としての社会生活を生きて生きて行くためには、責任と義務があります。家、地域、社会があって生きられるます。そこには、生きるためのルールがあります。いま、何がが良くて、何が悪いか、いわゆる正しい価値判断が出来ない人が多くなっていると思います。

無神経に、ゴミや、タバコの吸い殻を捨てて行く人が後を絶ちません。拾っても拾っても捨てて行く、誰かが掃除するのは当たり前とでも思っているのかと思ってしまうほどです。

ある日、バス停付近を掃除をしていたら、「貴方市に委託されている業者さんですか?」と言われたり、小学生の女の子に、「あっ、ゴミ拾いのおじちゃん」と言われています。あまり気にしないでゴミ拾いを続けていますが・・・

現代は、不況・失業・生活苦など、ギスギスした世の中です。だからこそ、大事なのは、思いやり、優しさが必要でしょう。自分の住んでいる町を少しで気持ちよく明るい町にしていきたいと思っています。一人ひとりの心がけで、お互いに助け合い、迷惑かけてもお互い様の気持ちが生まれるのです。