道徳の教科化

三世代家族で子供が多かった時代と、今の核家族世帯で、「道徳」は家族で“しつけ”の中で自然と学んでいたのです。そして、地域社会の“きずな”の強さで、今問題となっています“いじめ”などは、殆んど問題は、起こらなかったのです。

「道徳の教科化」・・・教育再生実行会議が、いじめ問題について提言をまとめました。新たな法律の制定や、学校・家庭・地域が一丸となった「責任のある体制」づくりなどを求めています。

道徳教育とは、豊かな心をもち、人間としての生き方の自覚を促し、よりよく生きるための道徳性を育成することをねらいとした教育活動。また、道徳的習慣などの日常の基本的行動様式が身につくように育成・発達を促す教育活動である。【日本大百科全書小学館)】

私は、道徳教育だけではいじめはなくらないと思います。現代の競争社会(生き物の本質的な生存競争)は、現代が無縁社会といわれています社会構造ではいじめはなくらないと思います。いじめは、いま問題となっています小学校〜中学・高校だけでなく、大人社会でも起きている問題であると認識しています。

もちろん、それぞれの学校での道徳教育は、大事だと思いますが、家庭・学校・地域・職場・・・日本人すべての人が、弱い人を助ける連帯意識持つことが大事なことだと思います。つまり、道徳の教育を学校だけに任せるのではなく、社会全体で考えることです。