自分を大切に生きよう

「自分を大切に」・自分を大切とは・・・決して他人の力を当てにするのではなく、自分の力で他人を幸せにさせることだと思います。また、「自分に厳しく」という言葉がありますが、私は同じように解釈しています。

自分に厳しい人とは、自分に関わる困難な事を自分の反省材料として受け入れ、前に進むことです。裏返しが「自分に甘い」・・・自分に困難が生じた時、人に責任転嫁をして言い訳ばかりすることです。

自分の信念に忠実であり、自分に責任を持ち、妥協ではなく協調できることです。そして、ありのまま自分(キャラクター)認めることができることなどです。

現代人には自分を大切に出来ない人が多くなったように思えます。物質的に豊かになり、努力しなくても手に入り、他人を騙してお金を得る「おれおれ詐欺」が依然として多いのも、自分に甘い人間だと思います。

他人を騙したり、嘘をついたりの、世渡り人生では、何れは破滅します。そう考える人は、その人の生い立ちの環境にあると思います。幼少の頃の両親はじめ、家族のしつけや、道徳教育などが、成人なっても現れ、「自分を大切にできない・自分に厳しくできない」人なのです。

躾といえば、日本人と欧米人では違いがあるといわれています。日本人は、幼少の頃は、甘く、子供から成人になるまでは厳しくし躾ける。欧米人は日本人と逆で、幼少の頃は厳しく、それから、成人になるまでは自己責任で、独立心を持たせるのだといわれています。

自分を大切にするとは、「いま楽をするのか、それとも将来楽をするのか」と言うことでもあると思います。「いまは苦しく辛いことが多くても、それを教訓としていろいろのことを学び将来に役立てる」ことが、自分を大切にするということだと思えるのです。