あいさつは笑顔でしよう

子供のころ、母親から人に会ったら、知らない人でも笑顔であいさつしなさい・・・と言われた記憶があります。「あいさつされて、気持ちが悪くなる人はいないよ」・・・

人は誰でも、笑顔であいさつされて困る人はいない。いるとすれば盗人でしょう。盗みをしようとしても顔を見られて・・・諦めてしまう?

相手の心を開かせる最も簡単なことは笑顔です。自分の生き方が自分の顔に表れます。人はどんなにきれいなものに囲まれてもお金に毒されると、それは表情に出てきます。

金に汚くなれば、ゆがんだ表情になります。人はどんなに年老いても損得がない環境に生きていれば美しく輝いた表情になります。どんなに善人でも素晴らしい環境にいても、長く損得の世界にいると汚らしくなります。

朝、笑顔をであいさつすると、一日が気持ちよく過ごせます。そしてあしさつは、人間社会でのコミュニティの基本です。

笑顔には自分から発する笑顔や相手からもらう笑顔、また大勢で笑いあう笑顔、大勢からもらう笑顔と、様々あります。

相手や周囲の気持ちをよくするもの、自分の気持ちがよくなるもの・・・そんな笑顔は、日常の中でいつも、ちょっとした心がけで、世の中が明るくなるのです。

あいさつをするときに、ただ単に声を出してあいさつするよりも笑顔であいさつする方が相手も気持ちよくなり、相手も笑顔であいさつしてくれれば、自分も気持ちよくなれるでしょう。

一日の始まりで笑顔から生まれる力は計り知れず、その一日を左右するといってもいいのではないでしょうか。