「原発問題ない」首相の発言の重さ
2020年夏の五輪東京招致で、ブエノスアイレスでの最終プレゼンテイションで、福島原発の汚染水漏水問題で質問者に、「全く問題ない」と答えました。
しかし・・・見えてきた問題
汚染水問題・・・増え続ける汚染水を止められるという保証は現時点でありません。
電力不足問題・・・東京の電力需給は現在もひっ迫した状態が続いています。
インフラ整備の問題・・・道路・橋梁などの老朽化です。
フリーライター 武田 砂鉄氏は・・・
IOC総会で「健康問題は『将来も』まったく問題ない」と言い切った安倍首相
「小学生は「宿題は明日やる」と言うが、安倍首相は「そもそも宿題はありません」と言ったのだ。
「失われた希望を元に戻さずに、新しく希望を作ろうという。非道ではないか。」
「直ちに人体や健康に影響はない」と「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」
「経済と夢と希望が巨大なスピーカーで連呼されたとき、悲痛で切実な声は届かなくなる。」
小学生は「宿題は明日やる」と言うが、この人たちは「宿題はありません」と言ったのだ。7年後の五輪開催は確かに、めでたいが、まずは、その希望のために大きな宿題を揉み消そうとする非道に厳しい目を向けなければいけない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/takedasatetsu/20130908-00027934/
震災で仮設住宅の生活を余儀なくされている人の中に、2020夏の五輪が東京開催が決定されたというで、めでたいことだが・・・「不自由な生活をしている私達を忘れないで欲しい」と悲痛な叫びのような発言が印象的でした。