無心に生きる


今でしか出来ない大事なことあるはず? 何となく一日を過ごしていないか? 何か大事なことを忘れていないか?

プレス金型のクリアランス・・・抜き板の厚さとパンチとダイスの関係は金型製法の基本です。同じように人間の心も遊び(余裕)大事です。(現役時代に学びました。)

子どもの頃経験しましたが、凧揚げで、糸は緩みをがあって空高く飛んでいます。糸がピンと張ったままでは、揚がっても、切れたり、風に煽られてクルクル回って安定しません。

人生まっしぐらでは疲れて、挫折するでしょう。無駄な時間があっていいのです。

「しなやか」に生きることに、心がけることが大切です。遠回りして時間を無駄に過ごしたとしても、それは無駄(経験)ことではないのです。

人は無意識に呼吸し、無意識の心臓や臓器は、寝ている時も、起きているときも、一時も止まることはないのです。止まるときは死ぬということです。自分で生きているようで、実は生かされているのです。

あれこれ考えても仕方がない。考えても結論が出ないときは「無心」になることです。無心とは、そのままで生きることだと思います。