老婆心と余計なこと

「老婆心と余計なこと」

「老婆心」・・・余計な親切心。親切の度が過ぎて、不必要なまでに世話をやく事です。

満員電車の中、若い女性が、初老に席を譲ろうとした。誰が見ても、良い感じに見えたとおもいます。いや〜今どき、何の躊躇もなく、席を譲れるなんてそうそうできない。

そんなタイミングで、初老に声をかけたのに・・・いらぬお世話と吐き捨てたのです。

(こんな光景はよくあることだとおもいます?逆に席を譲るのは当然と思うお年寄りの方もいます。)

あなたは信じられますか、この行動・・・確かに相手にとって老婆心に思えたかもしれない。それにしてもいい大人が、「有難う」も言えない。

言われた初老の方は、まだ若いとプライドを持っていたのでしょう。そのプライドに酷く傷つけられたのでしょう。

しかし世知辛い世の中で、「思いやり・優しさ・人情」などの言葉が一人歩きをしているように思えます。「ありがとう・・いや結構です」と声をかけることが世の中住み安くするのだと思うのです。

ちょっとの心づかい・の言葉がけで、世の中明るくなるものです。かけた人も、かけられた人も、一日「幸せ」を感じていられると思うのですが・・・