文明発展と温暖化

猛暑、炎暑、酷暑、極暑・・・この暑さをどう表現したらいいのでしょう。今年の夏の暑さは、「経験のない暑さ」の表現で気象庁が発表いたしました。とうとう四国の四万十市が最高気温41度を記録しました。

山口島根豪雨で、島根県津和野町では24時間での降水量が381.0mmという島根県内で観測史上最大の降水量を記録し、山口市で1時間あたり143mmと雨量を記録しました。その他全国的に猛暑・豪雨の被害がありました。

そして竜巻です。埼玉県越谷市や千葉県野田市などでは、竜巻が発生し、大きな被害がでました。「スーパーセル」という非常に激しい雷雲群で、予報が難しいそうです。

世界各国でも、今年の異常気象は東南アジア・欧州や、アメリカ大陸・中国などにも豪雨・洪水の被害が出ました。

今年も、中国からPM2・5の飛来が心配されます。先日ニュースで、夏場でもPM2.5濃度が高いままで、汚染が慢性化 中国気象局は2013年9月29日、大気汚染に関する警報を出したという。

ニュース映像を見ると、江蘇省では煙に覆われたように大気が真っ白で、日中でも視界が10メートルほどにとどまるため、車はライトを点灯しないと運転できない状況です。

当局は該当地域の住民に対して、大気汚染から身を守るために必要な処置を講じた上、外出を控えるよう呼びかけたいるそうです。中でも北京は深刻で、PM2.5の濃度は6段階の最悪レベルに達したようです。 この状況が連続3日間『霧』が続いているといいます。

これらの現象は、産業・経済の発展とエネルギーの関係は切っても切れないのですが、日本では原子力発電のトラブルで稼動・廃絶の議論が高まっています。

人間が自ら進歩させた文明社会で生きることの対価なのです。このまま世界経済やエネルギー消費が拡大していけば、将来は、ますますこの対価が大きな負担になっていくでしょう。だからこれを解決する方法が必要なのです。

私は世界各国が人々が「地球環境」の異常さを知り、危機意識を一人ひとり持ち温暖化防止に関心を持つことだと思います。

朝日新聞社説・・・「温暖化防止―後悔しない政策を早く」