子どものあそびから・・・

子どもの遊び方がおかしい。公園や広場で遊んでいる子どもをみて思いました。

昔は公園・広場など、公(町や村)で管理してしているところはありませんでした。農家の庭先、原っぱ、そして山や川でした。その山や川がすっかり開発されて、住宅地となって、沢山の人の住む街になったのです。

当然、子ども達が大勢で遊ぶ場所は、公園やまちの広場となります。昔の良かったところは、大人の目がいつもあって、喧嘩やいじめがあっても、注意できたり、遊び道具の片付けをしなと怒られて、二度と遊ばせなかったのです。親以外の大人に道徳を教えられ学んだのです。

最近、公園・広場などで遊んでいる子供達は、遊びに行くと言って、お菓子や、飲み物(缶・ペットボトル・ビン)を家から持ってきて、遊びの途中で飲むのです。飲んだ後は家には持ち帰らないで、公園の砂場や木の下に置いて帰るのです。

誰もその行為を注意する人もいない。公園の遊ぶ器具・植物など、取り扱いなど自分勝手に、後の人のことなどまったく考えないで使い、汚したり、傷めたりして帰っていきます。その行為はいけない行為だと判らないのです。

つまり、「良いことと、悪いこと」判断が出来ないのです。言い方を変えれば、「マナー・モラル」教えられずに育ってきているのです。

私は子供会会長に母親の皆さん、子どもが遊んだ後の光景を見に来てくださいと言って、子どもの遊んだ後の缶やペットボトルの後始末をして頂いた事があります。

また最近、毎日清掃をいて、子供達に注意しているのですが、なかなか直りません。子供達は素直に注意を聞いてくれますが、大勢に子どもたちなので全部の人といかないのだと思います。(長期にすればいいのですが・・・)

この実体を社会(家庭・学校・地域)で考えて行き、社会のルール・マナーを教育していくべきと強く思いました。そのことで、自己中心的な考えを改め、人に優しい、協調性を持ったこころ豊かな大人になるのだと思いました。