なぜ日本で餓死者がでるのか

相対的貧困率が、日本は世界で4位であるという。さまざまな側面での二極化が進行し、貧困率も上昇しつつあるよです。このところ、日本の貧困問題がクローズアップされ、25条にスポットライトが当たるようになりました。

憲法25条・・・すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

生活保護者の需給率は、215.5万人で、政府の予算も、3.7兆円になろうとしています。

支給査定では、トラブルなどがあるようです。生活保護下におかれると、様々な自由が制限されるなど、25条を主張しすぎると、個人の自由が侵害されるような印象も受けています。

『なぜ経済大国・日本で「餓死者」が出るのか 「悲劇」を防ぐ手段はどこにある?』

[弁護士ドットコム] - Yahoo!ニュース

憲法は「生存権」を保障している

生活保護は、この憲法25条に基づく国の制度としてあるのです」

●「生活保護制度を遠慮せずに利用しましょう」

昨年、生活保護法が一部改正されましたが、憲法25条に基づく最低限度の生活を国の責任で無差別平等に保障するという基本的な考え方は全く変わっていません。

とにかく生活に困ったら、「生活保護制度を遠慮せずに利用しましょう」

昨年、31歳の女性が食べるものがなくて大阪で餓死したという、ショッキングなニュースがありました。不正受給者も多いと聞きますが、「弱き者の声がどんどん置き去りにされ、なき者にされていく」という事だけは避けたいものです。