原発が争点の一つであっていい(都知事選)

東京都予算は、11.8兆円(平成23 年度・・・単純合計)で、韓国やノールウエイ・サウジアラビヤの国家予算とほぼ同じです。

そして、GDPで比較した世界の裕福な都市のNO1で、2位のニューヨーク1兆1330億ドルを上回る、1兆1910兆億ドルという。(大阪は3410億ドルで7位)

人口13,16万人(2010年)の東京の知事選挙が1月23日告示、2月9日投開票です。

立候補者が出揃った?

国政に大きく影響する東京都知事選に、細川護煕元首相が原発ゼロ主張の小泉純一郎元首相の積極的支持の確約を得て、立候補意思を、きのう表明されました。

確かに東京都の問題は原発だけではない。阿倍首相の語るように、エネルギーの問題は国家レベルであるということですが、争点の一つであっていいと思います。

だが、東京都には超高齢化への対応など、避けて通れない重要課題が多いのです。選挙を「原発にイエスかノーか」の一色に染め上げ、スローガンの争いにすることには賛成できません。

新聞各紙の社説・・・

朝日・・・「東京都知事選―首都で原発を問う意義」

毎日・・・「東京都知事選 原発も大きな争点だ」

産経・・・「都知事選 脱原発主張に利用するな」