格差社会と居住費・・・

格差問題・・・日本ではあまり問題として取り上げられていませんが、今日の毎日新聞社説に書かれているように、先月下旬に開かれた世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)では今年の主要なテーマは「所得格差の是正」「貧困の解消」だったそうです。

日本ではワーキングプア(年収200万円以下)と一般的に言われてます。賃金構造基本統計調査から計算してみたところ人口は約1069万人という。

その理由として、不安定な身分で就労している人が多いからだと思うのです。労働者派遣法の改定が検討されています。労使が納得いく改正が望まれます。

相対的貧困率(日本)は16%で320万人以上・・・

相対的貧困率は世帯所得をもとに国民一人ひとりの所得を計算して順番に並べ、真ん中の人の所得の半分に満たない人の割合。この指標によると日本では09年時点で、17歳以下の子どもの約16%、320万人以上が貧困状態にあると言われています。

他に私が考えているのは、居住費の問題です。

生活費「衣・食・住」支出で占める割合は、何といっても「住」だと思います。(ただし、医療費・子どもの教育費・光熱費など各家庭の事情もあります)30〜40年前の2世帯住宅で暮らしていた時代は居住費など生活費は今よりグーッと安上がりだったと思いますが・・・

現在は核家族化で生活形態は違ってきています。マイホームを購入したがローンの支払で生活費が大変という人、賃貸マンションで生活している人、収入に対する居住費の割合は、現実どの位なのか、そしてまぁーまぁーと思う割合は・・・

住宅ローンでは、生活ができるかどうかは、収入の中での返済額の割合ではなく、生活費にいくら残されているかが問題だと思います。そして将来のための預金が出来る家計の割合で、「幸せ度」が違ってくると思います。

http://myhome.fpex.info/archives/cat95/post_61.html

月収に対する家賃、『割合が高い』が6 割、月収に対する『理想の家賃の割合』は29.4%月額収入に対しての現在の家賃の割合について、どのように感じているかを単一回答形式で聞いたところ・・・

59.9%が『割合が高い』(「割合が高いと思っており、できれば負担を減らしたい」32.7%と「割合が高いと思うが仕方がない」27.2%の合計)となりました。(賃貸・不動産情報サイトアットホームの調査)