今を生きる
今、何をしなれいけなければいけないのか?・・・時は止まらない。すべて世の中は動いています。
世の中の激流の真っ只中に木の葉のように揉まれ、流されてしまって、どうすることも出来ない状況と感じている人は多いでしょう。
沈みそうになったり、もがき・あえぎ、苦しんでこのまま水から這い上がれないと諦めかけた経験をした人もいるでしょう。
流れの中で、何をしてよいのか分からない、自分がどこへ行こうとしているのか、何を目標として進めばよいのか、前も後ろもわからない、自分を見失って、穏やかな流れがあることも信じられなくなってしまった人もいるでしょう。
生きているのが嫌になって、いっそう死んでしまえば楽になるだろうと、そういう衝動に駆られることもあるでしょう。
そして、人は過ぎ去ったことにこだわり、過去にあったことがいつも頭をよぎって、過去を悔やんだり、過去にこだわったりするものです。
過去にこだわりすぎると、今が過去になってしまい、今がなくなります。未来はやがて今になるから、未来もなくなってしまいます。
「わが人生に悔いなし」という歌があります。「鏡に映るわが顔に、グラスをあげて乾杯を、たった一つの星をたよりに、はるばる遠くへ来たもんだ、長かろうと、短かろうと、わが人生に悔いはない」・・・過去にこだわらなければ、だれでも自分の人生をふり返った時、よかったと思えるはずです。
挫折こそ希望の第一歩です、無力感にうちひしがれている時は、エネルギーの蓄電の時期にあるのだと思えばよいのでしょう。
何ごとにつけても自由自在で、ことさらにこだわりをもたなければ、挫折しても立ち上がれる、無力感から抜け出せるでしょう。
「今自分がいる・命を頂いている」・・・そして、過去にこだわらない生き方をすることです。いつでも、「わが人生に悔いなし」という生き方をしたいものです。