感性の豊かさ

奥ゆかしさがあり、センスの良い、品格のある人って尊敬してしまう。どういう教育・生活されてきたのかと思う人がいる。考えてみたのだが、どうも『感性』な豊かさにあると思う。

「感性」とは、物事を心に深く感じ取る働き。または感受性。「感性」の対比語に「理性」がる。道理によって物事を判断する心の働き。と辞書にあった。

感性の豊かな人は、自分の直感で「物事の優劣」を選べる人、理屈は考えたらキリがないが、感性の選択は、一瞬で決る。鋭い考察というのは、実は一瞬のひらめき・・・すなわち降って湧いた直感である。自分の気付きに気が付くのも感性のひとつであると思う。

感性豊かな人とは、食べ物の味に敏感で舌が肥えている。ファッションセンスがよくて自分に合うオシャレを知っている。住いがいつも清潔で心地よい付き合う人の品格が粒ぞろい。音楽や美術や文学の造詣が深い。そういうものを人より深く楽しめる能力のある人である。

「感性」を磨くということは、人間生きるためには必要だ。幸せを感じる力や、自分の内の深いところの思いや願いをつかむ力、まわりの人たちと、心でつながっていく力、そして、より自立して自由に生きていく力を身につけていくことではないだろうか。