身を捨てる覚悟で国を考えて!

身を捨てる覚悟で国を考えて!
日本の財政が、借金が雪だるま式に積み重なって、ギリシアや、イタリアのような状況になったらどうする。すでにその危機は迫っている。野田首相の復興債の償還期限は10年を目標にしていたはずだ。この復興債の自民党の主張は60年だった。

東日本大震災の復興費用をまかなうための臨時増税のうち、所得増税の期間を25年にすることで、民主と自民、公明の3党が合意した。

これでは、まだ生まれてくる子供たちの世代まで付けを回す結果である。日本の赤字国債は長い自民党政権時代からの積み増しで膨らんできてしまっているのだ。

確かに、この上に消費税増税となると国民の要否意欲は薄れ、景気は低迷すだろう。しかし、このことは国民は理解している人は多いと思う。

自民党の復興債の考え方がどうも分からない。欧州危機が世界全域に不況の風が強まっていることに、日本は毅然と立ち向かい、痛みを伴う財政危機脱却を図るのはとうぜんである。

自民党の選挙を意識し、痛みを強いる政策にことごとく反対する。というのは、世界的に大問題となっている欧州の債務危機を全く分かっていないとしか言いようがない。