宇宙は無常

春夏秋冬季節は巡具ってくるだけではない。宇宙はものすごい速さで膨張しているという。この現象を天文学者・物理学者が証明しノーベル物理学賞は3人だった。(1人は亡くなってしまって受賞できなかった)この宇宙の中も無常であることを思い知らされた。

そして、マグニチュード9・0に、世界4番目の規模が、3.11東関東大震災が起きた。想定を超えた大きなもので世界一という高さの堤防も津波は、乗り越えて多くに犠牲者が出して、いまだに行方不明者がいる状況である。

大気・地核の動きにいたるまで、大自然のめぐりは途方もなく大きいものである。それはどんな空間場所であろうとも、どんな生き物をもすべて包み込んでしまう。

台風12号15号の襲来で和歌山・奈良県に大きな被害がでた。多くて各地に大きな災害が起きた、人の力では、防ぎきれない自然の脅威をことさらに強く感じた。自然が作った“土砂ダム”の氾濫の脅威さらされた。

そして人間の知恵で、開発された原子力発電で、人間の想定異状の自然の脅威を見せ付けられる結果となった。目に見えない恐ろしい放射能の飛散する結果になってしまった。

この世の森羅万象はすべて自然のめぐりそのものだが、自然のめぐりによって、植物や動物などのさまざまな生命体が存在している、それらの生命体はみな生まれて死んでいく。

この世の自然なもの山川草木、森羅万象はたえず変化して一時も同じ姿をとどめない、すなわち無常です、そのものだけが変わらないというものは何一つないということである。

その一つとして私達人間も生まれてきた、そしてその一つとしてすべての人は死んでいくのである。どんなに生活が豊かになり医療が進んで、長寿社会になっても、人の生まれも死も無常の世ですから例外はない。

この世の生きとし生けるもの、植物でも動物でも、あるいは目に見えない微生物などの小さな生き物であっても、どんな命でも自然のめぐりで生まれるべくして生まれてきたものばかりである。

そして死ぬべくして死んでいく、自然のめぐりだから、自分の身体であるけれども自己の意志にかかわらず、生き死にしていくことを意味している。