年の暮れの呟き

文化・文明が発展し私達の生活が便利になった分、心にゆとりがない人たちが多くなった。時間に追われる毎日、会社は朝早く出かけ、夜遅く帰宅で、お隣・ご近所の人との交流がとれない。だから、たまの休みに外であっても挨拶も出来ない。

町会の役員は順番で仕方なしに月一回の役員会には、奥さんが出席するという人が殆どで、これが現代の社会現象?で一般的家庭である。子供は一人か二人で、子供の泣き声が聞かれない。保育園に預けてしまう。

したがって、日中は町内は、お年寄りだけがやたらと目に付く・・・

「地域の活気を!」何んて思っても町会常任役員のみの希望で、協力してもらえる期待は少ない。東日本大震災で、地域の「絆」が大事だと言うことが叫ばれているが、実際に遭っていないので、他所事のように無関心である。自分に損得を考え、他人のことを考え思うことはしたくない人が多くなった。

東京で信号が赤なのに渡った男に77歳の人が、注意したら殴られて病院で死んでしまった。警察は犯人を探して殺人罪で逮捕したという。そして目のご不自由な方が1000万円の詐欺に遭ってしまったという。

何んと寂しい世の中になったものだと思い呟いてしまった。