サラリーマン川柳と子供虐待ニュース

今年もサラリーマン川柳の話題の季節となってきた。昨夜5時からの放送の「スーパーJチャンネル」で紹介された。

スマートフォン 妻と同じで 操れず

節電で 早く帰ると なげく妻

おとうさん 胃酸でるけど 遺産ない

妻が言う 「承知しました」聞いてみたい

娘たち 禁煙しても 煙たかる

100選のうちからこれらが紹介された。私も100選を一通り目を通したのだが、風刺が聞い面白いと思った。

それとは別に今日の朝日新聞コラムに石川啄木の没後100年で、こんな歌が紹介された。

ひと晩に咲かせてみむ
と梅の鉢を火に焙りし
が咲かざりしかな

人それぞれの受け止め方があるものだが・・・子育ての性急拙速さを戒めたものと受け止めた方は・・・花は一晩では咲かないのに、「火に焙(あぶ)りし」早く成長して欲しいが・・・子どもたちへそそぐ両親のまなざしそのものなのかもしれない。

話は違うが、昨夜のニュースで、子供への虐待が多いとのニュースは痛ましい。

「虐待を受けた小学男児が「俺はもう死んだ方がいい」と言う現実」

週刊朝日 2月16日(木)17時20分配信・・・児童虐待を受けた子どもたちはその後、どのように育ち、社会に出ていくのか。ノンフィクションライター・橘由歩氏は児童養護施設や里親などを訪ね、取材を続けている。

虐待などで親と暮らせない子どもたちの約9割は児童養護施設など施設で暮らすが、国は十数年かけて従来の施設と里親・ファミリーホーム、小規模のグループホームの入所者を3分の1ずつにすることを目指している。

子供は親を選ぶことができない。親の勝手に生んで、虐待してしまう「子供には罪はない」あまりのも勝手な親が多い世の中、少子化で子供を大事に育てていかなければならない日本である。教育・道徳教育に問題がありそうだ。