小沢元代表の裁判のこと

資金管理団体陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告の判決公判が今日(26日)に、東京地裁である。

「共謀有無、どう判断」するのかである。検察審査会の連中は素人集団と述べたことは印象的であった。また、検察審査会の判断による起訴では2例目の判決で、政治家では初めてという。

与党の実力者が有罪となるか無罪の結論を得るかは、政局や本人の政治生命に大きな影響を与える。無罪であれば強制起訴制度を見直すべきだとの声が高まりそうだ。

元代表は「全て秘書に任せていた」と無罪を主張しており、最大の争点は報告書を作成した元秘書3人と虚偽記入を共謀したかどうかだにまで言及すかが注目される。

小沢被告は無罪を主張し、検察官役の指定弁護士側は禁錮3年を求刑。平成21年5月に導入された強制起訴制度による被告への判決は2例目で、「起訴すべきだ」とした民意に対し、裁判所がどのような結論を下すかが注目される。

「小沢氏は終わった政治家」と・・・みんなの党江田憲司幹事長は24日午後の記者会見で、民主党小沢一郎元代表が26日の東京地裁判決で無罪となった場合でも、国会での証人喚問を求めていく考えを示した。

国会議員としての政治的、道義的責任は非常に重い。どちらに転ぼうが、国会の場でしっかり説明責任を果たしてくださいというだけだ」と述べた。

有罪・無罪であろうと判決で政局は大きく動くだろう。消費増税案にも影響も・・・