地震の備えは必要だが・・・

「富士山麓から直下活断層の可能性」・・・昨日、NHKのニュースが流れた。

火山の噴出物に覆われた富士山の南東側の山麓から山の直下にかけて、活断層がある可能性が高いことが東京大学の研究グループの調査で分かりました。研究グループは、大地震が起きた場合、強い揺れや土砂災害などで大きな被害が出るおそれがあると指摘しています。

静岡県“全体像解き明かされる必要”
今の段階では分からず、より詳しく富士山の地下の全体像が解き明かされる必要があると考えている。今後、必要があれば防災対策を検討していきたい」と話しています。

3月末には・・・「首都圏直下型地震」・・・首都直下地震の一つ「東京湾北部地震」で予想される震度を分析している文部科学省のプロジェクトチームは30日、東京都23区東部や神奈川県の一部で震度7になる可能性があるとする震度分布図を公表した。

東海・東南海・南海・・・トラフ
細長いが、海溝よりは幅広く浅い海底のくぼみ。舟状海盆ともよばれている。外形による名称なのでその成因、構造などにより、いろいろな様態があると、3月に報道された。

1年前に東日本大震災が起きて、津波の恐ろしさはテレビの画像で改めて知らされた。復旧には、20年とも30年ともかかるという、復興・復旧は、進められている最中である。当然以前のように戻すことは出来ない。

多くの犠牲者・多くの財産を失った人・家族には、癒されることはないだろう。地震津波の恐ろしさは想像を絶することだ。そして、原子力発電問題は存続・廃止の議論は当分続くだろう。

このことから、地震に対する備えは必要だろう。確かに首都圏・富士山に起きたら、犠牲者数は、見当がつかない。日本の産業・経済は破綻状態になる。しかし、明日来るのか、30年後・100年後に来るのか分からない。

地球の歴史から見るとエベレストが海底だったことからしても、地球は生き物のように変化しているのである。宇宙の中の星の一つ、私たちの銀河系には、約2000億個の星(恒星)をはじめとして、散開星団や散光星雲、惑星状星雲などがあるそうだ。そして消える星・誕生する星がある。まさに生き物のようにい息づいているである。

いま科学の力でも、地震を何時・何処・規模などは、察知出来ないならば、落ち着いた冷静さで受け止めて、取り越し苦労はしないことだと思う。