s政治は腹の探りあい

小沢一郎元代表は、いったい何様なのか、確かに先の衆議院選挙で多くの候補者を当選させた(小沢チルドレン)の実績はあるが・・・しかしまぁー裁判も決着していない身の上でこれだけの陰の権力があるとは恐れ入った。

野田首相の政治生命を賭けても成立させる意欲を持っている、消費増税反対なら、離党が妥当だろうと思うが・・・。

小沢氏は常々、私は一平卒の身と自称しているのにわざわざ、幹事長の輿石氏の仲介で話し合い?何んておかしいと思う。小沢氏を無視するわけにいかない?(そうしても消費増案を成立させたい意欲を反対派に示したい・・・ということか?)

それに会談前から「決裂なら党分裂か」「輿石氏のメンツはつぶせない」といった観測が乱れ飛ぶ「永田町文化」も、国民と政治との距離を広げていくばかりで、嫌気を差すばかりである。

小沢氏はみずからのグループの議員たちとは昼夜を問わず会合を重ねている。しかし、首相と直接会うのは野田政権の発足以来、9カ月近くで初めてだという。

野田首相は「日程がタイトだとひしひしと感じている」と述べ、6月21日までの通常国会の会期延長に含みを持たせている。

政治は数の力ということか?いずれにしても厳しい、問責決議を受けた2閣僚を更迭させろという自民党公明党との隔たりと、党内反対派に重鎮の小沢氏の存在・・・

まぁー一回で決着つく会談にはなりそうもないとの予想である。小沢氏と比較的近い輿石氏の思惑は時間稼ぎという政治アナリストもいるようだ。政治は、お互いの腹の探りあい?の感が深まった印象である。