野田首相の決断

野田佳彦首相の決断は正解だ。

原子力発電、世界的に見ても、福島第一原発事故を受け、ヨーロッパには原発廃止へ傾く国もあれば、国威をかけてその維持を標榜する国もある。

http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29905208

日本では、正に国を二分する議論になっている。野田佳彦首相は最終判断を昨日、記者会見での判断が示された。私は日本の運命を左右する決断だったと思う。大飯原子力発電の再稼動を「日本国民の生活を守るため再稼動は私の判断だ」よかった。

確かに、原子力発電の放射能の危険性は、日本国民の生命を脅かすものであることは間違いない。化石燃料の石油・天然ガスでは、コストも今後上がることと、生活レベルを下がることは相反する。

日本の原子力発電は54箇所あり、日本の電気需要の30パーセントを占めている。もちろん太陽光発電などの開発は進めるべきだが、供給が需要に追いつかないで、計画停電をせざる得ないとなると、今までの国民生活を維持は出来ない。そして人の命にも関わってくる。

今日の新聞で朝日・読売社説で取り上げているが真っ向から意見の違うないようだ。国を二分にした内容だ。

朝日・・・「首相会見―脱原発依存はどこへ」***慎重

読売・・・「大飯再稼働へ 国民生活を守る首相の決断」***賛成

国民それぞれの意見はあるが、稼動をするか?稼動しないか?電力の需要が増える夏に15パーセントが不足を節電ではまかないきれない。将来的にも、原油・ガスなどのコスト増は必死で、再稼動はやもう得まい。