交通事故に思う

私は、南大沢交通安全協会交通指導員を行っていが、車社会で、痛ましい交通事故は尽きない。自分の身は自分で守ることは当然であるが、何より「交通ルールを守る」ことは、これからの車社会では歩行者・運転者も大事だ。

きのう車を運転していて、ふっと思った。「もし突然気持ちが悪くなったらどうしよう」と・・・。誰でも一度や二度はあるだろう。また車を運転していてハッとした経験もあるだろう。いわゆる「ひやりハッと」である。

いくら通いなれた道でも、状況は違うのは当たり前で、絶対安全はない。「事故は自他の要因は何時でも常にある」ということを認識して置くべきだ。

そして、いま問題となっている、運送会社の運転手の労務管理と持病対策である。本人の判断と医学的判断での対応などを点検すべきだと思う。

そして、交通マナーの低下は嘆かわしい。運転しながら、ゴミを道路に捨てたり、携帯電話をかけたり、大きなラジオをかけて、街宣車モドキの音が聞こえることがある。また、運転して経験がある、幅寄せ、急接近、接近走行などの行為である。

大型グレーン車を運転し、小学生の登校の列につ込んだ痛ましい事故・高速バスで防音壁に突っ込んで多くの死傷者を出した事故・脱法ドラッグを飲んで走り死傷者を出した京都の事故が記憶に新しい。

一連の事故を契機に、私たち一人ひとりが健康と運転のことを考えていきたいものである。

西日本新聞社説・・・「持病と運転免許 排除の論理では解決せぬ」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/307612