青大将をみて・・・

昨日、近くの湯殿川沿いを散歩していたら、大きな蛇に出会った。直径4センチ長さが1.5メートル位であった。私が近づいたらサーと草むらに滑り込んで見えなくなってしまった。

「あぁ!ご苦労さん」と声をかけたくなった。私たちの町も開発されすっかり蛇の姿が見られなくなり、蛇が棲めないような環境になってしまった。蛇が生きるには昆虫などやネズミやモグラなどの小動物が棲んでいなければ生きられない、厳しい弱肉強食の自然界である。

人間の都合のいいように環境を変えてしまった。アッ良かった頑張って、姿を見させてもらってホットした気持ちである。そうだ、こういう生き物がいて人間も生かされている。これからも自然環境を守っていかねばと意を強くした。

一方、いまも蛇やガマ蛙などがいると、目の敵にし殺してしまう行為をする人間がいるが、蛇でもガマ蛙でも、生きる権利があると思う。自然界の掟を勝手に入り込んで、人間自身を苦しめてしまう結果のなっていることを気付いていない証拠なのだ。

またようやっと、蛙の鳴き声が少しだけど、聞こえるようになって、一人嬉しく思っている。トンボや蝉もソロソロ鳴き出す頃になった。むかしいた多くの生き物が、再び姿を見せることは、何より人間にとっても、大変大事なことだ。

すべての人間がそう思うようになることを期待したい、そして、川や山・公園・道路などのゴミ拾いを続けているが、そのご褒美だと思った。