2012−7−17という日


気象庁関東甲信・四国・中国・近畿・東海が梅雨明け宣言・・・八王子市では36.5度の猛暑日だった。また台風7号で九州大雨が心配と・・・

ロシアのロケット(ソユーズ)で、4ヶ月滞在する星出彰彦さん国際宇宙ステーションISS)に無事ドッキングに成功・・・(日本時間の17日13時50分頃)「わが家で楽しみたい」と話されたという。

そして「生命探る“ミッション”火星探査機「キュリオシテイー」が来月着陸へ」生命誕生の手がかりが見つかるかも知れない。と、NASAが発表した。

ちょうどその時、私の義兄は、14時28分に旅たたれた。長い闘病で一日でも早く・・・我が家に帰りたい・・・と願っていたのだが・・・変わり果てた姿で我が家の何時もいる部屋に着いた。73年間動き続けたメインエンジンは静かに休止した。

また・・・第147回芥川賞鹿島田真希(かしまだ・まき)さん(35歳)の「冥土めぐり」(文芸春号)、受賞された。
受賞作「冥土めぐり」は、脳の病気を抱える夫と、妻が8年ぶりに1泊2日の小旅行に出て、妻が幼少時に家族と訪れたホテルに泊まり家族の過去と向き合う。旅するうちに、妻は夫と出合ったことや、その病も“奇跡”であったと知るという物語(MSN産経ニュース

義兄は旅好きだった・・・「旅に病んで夢は枯野を駆け巡る」芭蕉の句にあるように床に臥していた時、未知のあの世とやらへ・・・思い巡らしていたのだろうか・・・

どうせ一度はあの世とやら・・・流転(藤田まさと作詞 阿部武雄作曲)の歌が好きで、宴会で歌っている姿が浮かぶ・・・

一、  男命を三すじの糸に かけて三七 賽の目くずれ

     浮世かるたの 浮世かるたの 浮き沈み

二、  どうせ一度は あの世とやらへ 

     落ちて流れて 行く身じゃないか

     泣くな夜明けの 泣くな夜明けの 渡り鳥