身近に迫る驚きの現実

何年か前に私を含め3人の幹事で中学生の同窓会を行ったことがあった。住所録を確認しながら、案内状を出した。100人近くの同窓生のうち出席出来されたのが28名でした。

同窓生の一人が、色々な事情で、独り暮らしをしていたそうで、近所に住む方に消息を聞いていたのですが、最近の情報で、何んと孤独死で発見されたという。まさかあの人が・・・絶句してしまいました。

近所の人の話だと、新聞が溜まっていて、どうも様子がおかしいとのことで警察を呼んで調べたとのことで、死因は分からないが、死後3〜4日経っていたという。その方は、私の住む町内ではないので、交流はまったくなかった人でした。

中学生時代の彼を良く覚えていて、まさかあの人が・・・と驚きでショックです。以前にも、私の町内でも、あったそうです。

最近隣どうし、ご近所ののお付き合いがなく、挨拶もしない。いわゆる無縁化時代といいますが、その驚きの現実が来たということなのでしょうか・・・孤独死孤立死など寂しい世の中になってしまった現実を実感したのでした。

どういう理由で、独り暮らしになってしまったかは分からないが、近所のお付き合いは、煩わしいとお思いになっている方もいらっしゃいますが、生身の人間です。何時どうなるか分かりません。自分の健康に過信しないで欲しいのと、少なくてもご近所の方にご挨拶は、人間生きるための義務でもあると思います。

3日の東京新聞社説に『地域を支える医療「最期は家で」を叶えたい』があったが・・・真剣に考えることだと思います。

百日紅 老いて行く先 迷う道

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012080302000094.html