五輪で印象に残ったことがら

17日間の熱く燃えたロンドンオリンピックは終った。人種・宗教・民族を問わず参加された204国の参加だったと言う。女子ボクシングが加わり、史上初めての全競技で女子種目が実施され、すべての国・地域から女子選手が参加した。国際オリンピック委員会は(IOC)は今大会を“性差別”を解消した初の五輪と位置づけてた。

一つに、私の印象に残ったのは、女子サッカーの選手入場で子供と手をつないでピッチに、入ってきたときに女の子に黒いスカーフがまけれいた。宗教上からだと思うが、イスラム教の女性の頭に巻いたいた姿であった。

道女子78キロ超級でサウジアラビア初の選手となった16歳の女性に対し、「反イスラムだ」と短文投稿サイト「ツイッター」で批判が止まらない。同選手の父親は、ツイッター投稿者をまとめて提訴すると憤っており、既に弁護士を雇った。

女性に車の運転さえ許さない保守的なサウジが女性を五輪に派遣するのは今回が初めて。同選手も、イスラム式スカーフの代わりに黒い水泳帽をかぶって参加を実現したが、1回戦で敗退した。

試合後のツイッター上には、同選手の勇気をたたえるコメントもあるものの、大学の教員が「貞節な女性とはとても言えない」と書き込むなど罵声が少なくないという。

二つに男子サッカーでの入場式に、車椅子の男の子だった。そして、義足南アフリカの200メーターの選手だ。ロンドン五輪は4日、陸上の男子400メートル予選が行われ、両脚が義足で2着に入り、準決勝に進んだ。

ロンドン五輪は4日、陸上の男子400メートル予選が行われ、両脚が義足のオスカー・ピストリウス選手(25、南アフリカ)が45秒44の記録で2着に入り、5日の準決勝に進んだ。

この種の障害を持つ選手が五輪に出場するのは初めて。ピストリウス選手は1600メートルリレーにも出場した。五輪参加標準記録Aの突破に2度挑戦したがかなわず、代表選出は困難との見方が強かった。しかし、南アのオリンピック委員会が選考基準を緩和したこともあり、先月初旬に代表入りしていた。

ヨハネスブルク生まれの同選手は生後11カ月の時、骨の障害を受けて両ひざの下を切断。レースでは特殊なカーボン製の義足を装着して走り、「ブレードランナー」の異名も持つ。ピストリウス選手はパラリンピックではこれまで金メダル4個に輝いているという。

民族・宗教などで、食べ物生活パターンや、イスラム教(ラマダン月)、に重なって開催の時期の問題も指摘されたりしたが、国際オリンピック委員会はさぞかし頭を痛めたことと思う。

韓国李 明博(イ・ミョンバク)の大統領が日本政府の・日本世論の思い留まる要請を押し切って、韓国大統領として始めて竹島(韓国では独島)に降り立った。

そして韓国のサッカー選手の会場での「独島は韓国領土」の掲げは政治は五輪に持ち込まないとの規約がある。該当選手にメダルを授与するか?など来月までに結論を出すという。ロゲ会長が述べた。今後の国際オリンピックと日韓関係が気になるところである。