散歩しながら昔を偲ぶ

昨日・昨日と東北〜九州北部までの各地で猛暑日になった。夏の風物詩、入道雲の発生で豪雨になって大きな被害がでたという地域もあったという。私の住む八王子市も、雷が鳴って、久しぶり雨が降った(雨の量はすくなかったが)・・・

雨が降ると、涼しさを感じ、散歩にでかけた、何時もの湯殿川の河川管理通路を上って2キロを、椚橋を往復というコースである。暑いといっても秋を思わせる光景も見られるようになってきた。日が詰まった。(夏至の日の出4:26分・日の入り18:52分→今日 5:2分・日の入 18:27分=47分短くなる)

西隣の町、小比企町では、今も農業を営んでいる方が多い。湯殿川の水を田んぼに引き込む、田園風景が見られる。その稲の幹に膨らみが感じられるようになった。

近くの高台の栗林には、小さな青い栗の“いが”(実)見られるようになった。そして田んぼの上を、とんぼが飛んでいた、しかし、赤とんぼではない、塩辛トンボでもない、なんだろう?あんまり見たことがないトンボである。

西の高尾の上に入道雲が真っ白く、日に映えて、空高く舞い上って、青いキャンパスに描着だされていた。

ソロソロ私達の地域でも鎮守様のお祭りが始まる頃だ。私の町片倉町では8月25日、住吉神社のお祭りである。続いて、宇津貫・長沼・打越・小比企などでも崔しされる。

住吉神社の祭りといえば、思い出す実家の西の大きな生垣の中に、早生の柿の木があって、上って赤くなった実を選んで丸ごと食べた。(豆柿と母親は言っていたが種類は分からない)その柿の下で、子供達で、お祭りに行われていた。

千鳥新太郎の一座が毎年興行を行っていた・・・「赤木の子守唄」・・・を、ハンテンに刀の棒を腰に差して・・・ムシロノの上で踊って遊んだ。♪泣くなーよしよしねんねしな――と歌った思い出がある。・・・テレビもビデオない時代一年で楽しみといえば、正月・お祭り位だったのだ。

それにしても柿が8月末に食べられたのだが、いまスパーにも柿はまだ見かけない。学校の夏休みも終わりに近ずき、宿題の昆虫採集・図工の本立に苦労した覚えがある。