呆れた国会運営


日本列島の暴風に晒され必死にしがみついている国民をさておき、高い給料と尊い国民のお金を使って、わけのわからぬゲームをしているとでも言いようがない国会である。そこには品位ない、相手を罵り合って、わめき・つかみ合って喧嘩をしている子供そのものである。

野田佳彦首相は先の谷垣禎一自民党総裁との会談で、「近いうち」の衆院解散で合意した。しかし、民主党内では早期解散に反対する声が大勢・・・同党の輿石東幹事長は29日、記者団に「今回ほど不思議な問責はない。自民党が賛成した意味が理解できない」と自民党を批判。別の民主党幹部は「これで『近いうち』解散は白紙になった」と明言した。

民主党自民党公明党の三党合意の消費増税案は自民党は反故にした・・・「決められない政治」に国民は呆れてしまう。谷垣総裁は、こんな手法で、解散・選挙に勝てるとでも思っているのか・・・?頭に血が上った感情だけの言動は、墓穴を掘るということだ。

朝日新聞社説・・・「野田首相問責―無節操もきわまった」

http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

読売新聞社説・・・『首相問責可決 自らを貶めた自民党の「賛成」』

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120829-OYT1T01539.htm

毎日新聞社説・・・「首相問責可決 責任放棄し幕引きとは」

http://mainichi.jp/opinion/news/20120830k0000m070102000c