判らない募金の収支と復興予算の使途

毎年10月に「赤い羽根」12月「歳末助けあい」募金が行われる。お金の使い道の収支報告は、私だけ勉強不足なのか?よく分からない。どこの誰に聞いたら分かるのだろう?庶民から集めたお金は、しっかり渡すべきところに行き渡っているのか疑問に思うのは私だけではないと思う。

そして、東日本大震災の復興予算の疑問である。
何かおかしい復興予算の考え方・・・被災地の方に使われる予算より、付帯関係の事業に回されると言う、積み上げた予算の山を、拡大解釈して、各省庁の役人の争いを演じているようである。

何故反捕鯨団体の妨害(シーシエパード)活動の安全対策費?に使うという発想が分からない。コンタクトレンズメーカーに補助金?・・・復興予算に沿っている?・・・国民の血税だ。自分の金だったらどうする?

産経新聞webの記事によると・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000113-san-bus_all

東日本大震災の復興予算が復興と関連の薄い事業に使われ、政府の行政刷新会議が予算の使途調査に乗り出す背景には、政府が昨夏決定した復興基本方針で、産業空洞化や全国各地の防災対策などを「日本全体の再生」として復興政策に含めたことがある。

各省が「最優先は被災地の復興」(復興庁)との前提を拡大解釈し、予算を査定する財務省も「復興予算」として認めたことが、平成25年度予算でも要求額を膨らませる結果になった。

日本総研の湯元健治副理事長は「総額ありきの予算で、復興の遅れで消化しきれなくなったため、少しでも関連のある事業に使われたのではないか」と指摘する。予算編成では、省益優先の便乗要求を排除し、「復興」と「防災」に本当に役立つ事業をきちんと選別する必要がある。