小沢氏無罪判決に思う
国会議員を何期・何十年続けて、考えや、信念が揺らいでしまっている人もいるようだ。「初心を忘れべからず」という言葉があるのだが・・・
政治家が政治屋になってしまったら、国を思うことより自分の身を守ることに終始してしまったら、権力で世の中を支配する、いわゆる人間本来の独裁心は誰にでもある?
昨日、政治資金収支報告書にうその記載をしたとして強制起訴された小沢一郎衆院議員が、東京高裁であらためて無罪となった。いまの国会議員の中には二世議員が多いといわているが、小沢一郎氏は、二世議員でもある。
国家のため、国益のため情熱を注ぎ、滅私奉公する覚悟で心血を注いで・・・という志をもっていたことなのだろうが、いつの間にか方向性を変えた政治家?
政治権力を行使する正統性がもっぱら選挙による選出に求められるようになった現代では、議員と閣僚、そしてそのような地位につくことを志望して活動している人々を政治家と呼ぶのだが、そういう人ばかりと思えない・・・大志が、いつの間にか姑息な考えに・・・
その中で、小沢一郎衆院議員は「政治と金」の問題にまつわることが多いのは、権力の行使を間違えているのではないかと思う。どうも、政治は、数→金の執念が強い人ではないかと・・・田中角栄元首相の影響?
今朝の朝日新聞社説に、「小沢氏無罪―政治とカネ、いつまで」