幸福と不幸は交互にくるものさ・・・

幸福と不幸は交互にくるものさ・・・

「禍福は糾える縄の如し」である。「幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ。」

災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。

また、「人間万事塞翁が馬」・・・「運命は、福から禍へ、また禍から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」ということである。

今が不幸と思っていても、幸せなのかもも知れない。それは表裏一体だからである。幸せの尺度が人それぞれに違うので、他人とは比較できない。

小さな幸せでも満足できることが多ければそれに越したことはない。個人の考え方一つだと思う。「いいじゃないか生きていられるのだから」・・・「死んだらお終いだ」

今という結果は、必ず原因がある。まかぬタネは生えないけれど、まいたタネは必ず生える。このシンプルな法則 「因果の道理」が腹底にガチッとあるかないかで、未来は大きく変わるのだ。

「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。」