完璧なんてありゃしない

今年も後わずかとなりました。年初めに誓った今年の自分の成果は・・・幾つか掲げた事のうち、思い通りは、ほんの少し、殆んどが反省するばかりです。

完璧を目指そうとするのですが、完璧の100点は取れません。たとえ自分で満点と思ったって大所高所から見たらせいぜい、70点?ぐらいでしょう。民主党マニフェストは、国民から見れば30点・他党からは10点の評価?

評価する人達だって100点満点なんて自信ある人なんていない。見渡せば世の中おかしな事がいっぱい目に付きます。「完璧なんてありゃしない」のです。

私の出来栄えに言い訳をする訳ではありませんが、私は生来、気真面目?で完璧主義で、失敗に人一倍悔やみ、反省し、失敗を恐れるようになり、完璧にするにはどうしたらよいかと言う事ばかり考えてましたが・・・

斉藤一人さんの「78点の法則 完璧主義をやめるコツ」・・・これが真実だと納得しました。

私たちは完璧な存在に成り得ません。それを完璧になろうとするから、しんどい。78点が満点なんです。78点取れればそれで満足。だからといって、22点分サボっていいということではないです。

挑戦するときは100点を目指す。で、結果を見直す時には78点でも自分を褒めてあげる。「22できなかった」じゃなくて「78できた。」この考え方の素晴らしいのは、完璧主義になりすぎて前に進めなくなるのを防ぐ他にも、22の分だけまだのびしろがあるということがわかること。

今度はその22を100にして、また100を目指す。78しかとれなくても22が残る。さらにそれを100にして・・・私たちはどこまでも成長することができるのです。

世は無常です。一瞬たりとも留まることはないのです。その時に最善だったが気がついたときは、満足できないことが殆んどであることからしても、完璧だったと評価することはあり得ないこと・・・完璧はほんの一瞬ということだと思います。

つまり、「完璧」を求め過ぎて落ち込まない事が肝要です。とは言っても気楽でいい加減にという事ではありません。「完璧」にするつもりでいないとこの「78%の法則」は成り立ちませんから・・・

ネガティブ思考に陥り、フっと気付きまた這い上がり、ポジティブ思考で結果を出した。そしてそれが70点の出来。また残り30点を改善しようと思う…それが成長って事だと思います。