故郷の個性を守ろう

時代の変遷 時は移り、時間は流れて、人は生まれて死んで行く、世は諸行無常であります。でも、歴史的に見れば、ほんの一瞬なのかも知れないが、その一瞬を守っていきたいです。

それは、何千年・何百年と続く、故郷の揺籃(ようらん)・・・(物事の発展をはぐくんだ時期や場所)を少しでも残し後世に残して生きたいものです。その土地ならではない、人間で言えば個性(DNA)です。それは故郷の匂いかも知れないが・・・。

川上弘美作品のいい言葉」より

「守る」
自分にとって、一番大切なものを救おうとすること、失うとみんなが困るものを守ること、それは、誰にでもできること・・・。

でも、とるに足りないもの、失っても誰もたいして困らないものを守ることは、ばかなこどもにしかできないことだったわ・・・

私は、故郷の個性(DNA)を残すことは、今生きている人間の責任であり、義務でもあると思うのです。