自冶会・町内会のあり方

自冶会・町内会のあり方・・・

歴史的に見て、昭和の第二次世界大戦中の配給制度があります。「トントントンカラリンと隣組」歌の歌詞にありますように・・・隣近所の“助けあい精神”が基本的理念であると思います。

www.youtube.com/watch?v=kQf-aO95ezU

1 トントントンカラリンと隣組
  格子を開ければ顔なじみ
  回してください回覧板
  知らせられたり、知らせたり

2 トントントンカラリンと隣組
  あれこれ面どう味噌醤油
  ご飯の炊き方垣根越し
  教えられたり、教えたり

3 トントントンカラリンと隣組
  地震、かみなり、火事、どろぼう
  互い役立つ用心棒
  助けられたり、助けたり

4 トントントンカラリンと隣組
  何軒あろうと一所帯
  ここはひとつの屋根の月
  纏められたり、纏めたり

昭和20年代前半までこういった、地域の絆とも言うべき隣組助けあい精神が続いてきたように思いますが、所得倍増論・欧米にに追いつき、追い越せでの本経済の発展の歴史があります。

列島改造論など、日本の高度成長に伴い、地域社会構造も大きく変わってきています。自冶会・町内会の存在や、あり方が現在問題となっていると思います。

核家族・無縁化社会・独り暮らし・・・孤独死・・・などなどです。こう言った問題をなくすために、自治会・町内会は、地域行政と供に自冶会・町内会は、地域住民の福祉の向上や地域コミュニティの醸成に大きく寄与するとともに、行政と地域住民を結ぶ基礎的な組織として、様々な行政サービスを協働で担うなど重要な役割を果たしてきました。

近年、防犯・防災や環境対策など地域における課題が増大、多様化する中で、より安全に安心して生活できるまちづくりに向けた自治会町内会活動など、地域コミュニティの活動の重要性が再認識されています。

一方、社会構造の変化や価値観の多様化などが進んでおり、自治会・町内会は加入世帯の減少や、役員の高齢化、担い手不足など様々な課題を抱えています。

3・11東日本大震災以降から、首都直下型地震東南海地震など、地震災害の防災・複雑社会での防犯など、生活の不安は増大してきていると思います。そのためにはもう一度、自冶会・町内会のあり方を考えていきたいものです。