家族とは・・・


無縁社会」、「核家族化」、「絆」と言う言葉が世間で言れている時代であるが、改めて家族とは何かを・・・考えてみたい。本当の「人間愛」は「家族」が原点であると思う・・・

「家族」とは、両親がいて、その子供がいて、お互いに支え合って、一番信頼のできる存在あである。そして、一人一人が必ず持っているもの。自分自身の一番大切な存在である。

家族は社会の中で、一番小さい集団であって、生き物にとっては、とても大きな存在である。家族は、血のつながりのある人間同士の集まりだけでなく、まったく血がつながっていなくても、家族といえる。

世の中には、色々な形や様子の家族があると思うが、私の中での家族は「私」を受け入れてくれて「私」の居場所があり、包み込んでくれるような、あったかいものに感じるところである。

愛し合う男女が結婚して子供が産まれ、みんなが支えあいながら生活していくもの。他の何にも代えられないほど大切なもの。家族とは子どもの小さい頃の生活環境の土台となる存在である。

親は家族のために働き、子どもに学校に行かせ養っていかなければならない。そういった事よりも家族に精神的に支えられる部分も多いはずだと思う。

父、母、兄弟、祖父母などが一つの家に集まり、父は社会で働き、母は家事をし、父の稼ぐお金で家族全員が生活すること。また子供は、父から援助され、学校へ通い勉強する。家族全員でよりそい、互いに助け合うということだと思う。

昨日テレビ朝日スクランブルで、山本晋也が直接インタビュー。人間一滴で山田洋次監督とのインタビューを見て「東京家族」を、是非観たいと思った。

小津安二郎監督の「東京物語」が世界の映画監督が選ぶ最優秀作品が(2012年8月)選ばれた。

山田洋次監督が自身の監督生活50周年を機に、敬愛する小津安二郎監督の名作「東京物語」(1953)をモチーフに製作した「東京家族」が、1月19日に公開されるという。

日本の家族の姿を描いてきた山田監督の新たな家族ドラマの一作。東日本大震災に伴い脚本にも変更が加えられ、撮影も延期されたが、戦争の傷跡から復興していった時代に作られた「東京物語」と同様に、震災で大きな傷を抱えた現代の日本で生きる家族の姿を描くことになった。

自身もすでに名匠と呼ばれる山田監督だが、「東京家族」製作にあたっては、「素晴らしいお手本なので、うんと参考にしたし、精一杯、真似をしようと思いました」と、不朽の名作である「東京物語」に最大限の敬意を表した。実際に2つの作品を並べてみると、小津監督へのオマージュであふれたシーンがいくつも見つかるという。

山田監督は、小津監督の「東京物語」を「ひとつひとつのシーンをじっと見て、アングルなど細々としたことから映画を学び取っていきました。人物を突き放して客観的に見るのではなく、入り込んで人物を見られる映画なのです」と評する。