代表質問をきいて・・・

阿倍政権で始めての国会討論を聞いて、印象に残ったのは高村副総裁の代表質問で、自民党が圧倒的な国民の支持を得ていないという自重した考え?一票の格差問題はどうするのか?聞きたいものだと思った。

各党の得票率の比例選では、(自民党27・62%・日本維新20・38%・民主党は16%・みんなの党8・72%)だったことを踏まえて、自民党高村正彦副総裁は、代表質問でも衆院選勝利を「政治の安定に比較的、自民党が役に立つと思われた」と分析してみせた。「党一丸となって総裁を支える」と締めくくった。

TPPの参加については、「力強い経済成長を達成するためには、自由貿易体制を強化し、諸外国の活力を我が国の成長に取り込む必要があります。他方、聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉には参加しません。しっかりと精査分析したうえで、国益にかなう最善の道を求めてまいります」と述べ・・・前向きに取り組んで欲しい。

財政再建については、「強い経済の再生を図りながら、財政の再建を進めることが、極めて重要であります。財政規律も含め、財政健全化と日本経済再生の双方を実現する道筋について、検討を進めてまいります」と述べた。絶対に頭から離れえることは出来ない問題だ。

そのほか、沖縄普天間飛行場移設問題・拉致問題・震災復興・少子高齢化対策・教育・防衛・外交・医療、介護、年金など国民の目線で語ってほしい・・・何より国民が政治に関心を持つような言動に配慮してもらいたいものだ。

各誌新聞社説・・・

朝日・・・「代表質問―なめられるぞ、野党」

読売・・・「代表質問 経済再生へ建設的論戦深めよ」

毎日・・・「代表質問 まず経済で徹底論戦を」

日経・・・「安全にとどめず政策論議をふかめよ」