自分の哲学を持つこと

自分は「世のため人のために役立つ」・・・あなたは何が出来るか考えたことがありますか・・・

世のため人のために、何が出来るかを考え実践することが、生かされている人の責任でもあると思います。だから、人のためには、自らの能力を向上させ、研鑽をし、それと同じような熱意を持って、自らの考え方、哲学の向上にも力を入れなければならないのです。

そのように能力だけでなく人間としても向上を目指す人だけが、人類に物心両面の幸福をもたらすことができるような成果を生み出すことができるのだと思います。

哲学を持つ・・・
いろいろな考え方価値観を学び、今の自分に必要なところだけを取り入れて、自分の哲学を成長させ、実践していくところに意味があるです。感性論哲学は、実践の哲学です。学ぶだけでは、意味がありません。哲学というと難しい、生活に必要ない、知らなくても何の影響もない、経営に関係ないと思われるかもしれません。

哲学は、「もっと幸せになりたい」という命から湧いてくる欲求、幸福欲を実現するためのものです。哲学は、生活の中で一人ひとりの命を生かす学問です。誰もが持っていなければならないものです。

理性を使って、未来を考える。将来は、どうなるかではなく、「将来、こうなりたい」を考えることです。すべての革命や変革は、たったひとりから始まります。赤字企業が高収益企業に変わるのも、トップの哲学からです。国もたった一人の政治家から変わるのです。

常識で考えるのではなく、常識を考え、よりよい方向へと変えていくための学問です。違う意見や考え方・価値観とは、対立したり、説得したりするものではなく、学んで、取り込んで、より良いものへと成長させるためにあるのです。

大切なことは、自分の芯を作ること。芯をしっかり作っていないと、つぎはぎだらけで自分が無くなってしまいます。芯とは、命から湧いてきた夢や理想を実現するために「これだけは譲れない」というものです。

いろいろな考え方や価値観を学び、今の自分に必要なところだけを取り入れて、自分の哲学を成長させ、実践していくことに意味があるのです。