輝いて人生を送りたい


この世は無常です。この現象は、世界のすべてのものは生滅して、とどまることなく常に変移しているということを指しています。何百億年も輝き続けた星も例外ではありません。

星が長時間燃え・輝き続けていても最後は壮大な爆発して星の姿は別な星につながり、変わります。星も終わりがあり、始まりがあるのです。突然、新しい星が生まれたように明るく光るので「超新星」と呼ばれています。しかし、それは、星の誕生ではなく、死の瞬間のきらめきなのです。

地球上の生き物(動植物)もこのような現象が常に起きているのです。人間歴史は、7000万年前にサルから、進化してヒトに繋がっていると言われています。進化の過程で、ヒト科の中にもさまざまなの種が生まれてきました。

しかし、その中で現存しているのは私たち(ホモ=サピエンス=サピエンス)1種のみです。それ以外は、すべて絶滅してしまってどこにも存在しないのです。

進化論の基礎は、19世紀イギリスの学者ダーウィンがつくりました。生存競争に生き残った個体が子孫を残すことで、生物は少しずつ環境に適応する方向に進化するというものです。

人間も生物だから例外ではないが、人間はサルから進化したわけではないのです。人類はサルと共通の祖先から枝分かれしてきたということです。

無常と言うことを考えていくと、人間の一生は宇宙の星から比べたら、一瞬で80年〜90年の輝きに終ってしまいます。その短い人生で、最後は星のように輝き続けて、後世に繋がる物を残し超新星となって終りたいものです。